最判昭和38年11月28日(民法94条2項の第三者)

解説動画の下に、判例の内容を記載します。学習の参考にしてください。

2022.4.10 UP
民法 仮装譲渡と賃借権 S38.11.28判例 合格革命536の9オリジナル問題

【判示事項】
借地上建物の仮装譲渡の無効は土地賃貸人に対抗しうるか。

【裁判要旨】
土地の賃借人が地上建物を他に仮装譲渡した場合、土地賃貸人は、右譲渡につき民法第九四条第二項にいわゆる第三者にあたらない。


民法第94条第2項の「第三者」の意義

「第三者」とは、
虚偽表示の当事者およびその包括承継人以外の者で、虚偽表示によって生じた法律関係に基づき、新たに当事者から独立した利益を有する法律関係に入ったため、虚偽表示による意思表示の有効性につき、法律上の利害関係を持つに至った者をいう。(最判昭和45年7月24日)