合格体験記(ajabaさん)

(令和元年度合格)


私は法学部卒で企業の法務部在籍経験もありますので、受験を決めた時から法律にはかなり馴染みがある状態でした。
それでも2017年2018年と連続不合格で2019年に合格しました。

このあたり学部の勉強、法務実務と資格試験は全く違うことを思い知らされました。
2017年は168点であとちょっとだったから少し勉強すればできる、と油断してしまい2018年は150点でした。
ここでようやくまずいと感じ、真剣に試験に取り組むことにしました。

《条文の勉強について》
敗因分析してみると2年とも記述の点数が悪い、つまり正確な知識が定着していない、ということがわかりました。
そこで、行手法、不服審査法、代執行法、行訴法、国家賠償法は全条文をe-govからワードにコピペして、そこに注意点や理解した内容を挿入していくことで、条文中心の勉強しました。
どの条文も記述で問われる可能性がある、というつもりで読み込みました。

《テキストについて》
伊藤塾の試験対策講座を使いました。
こちらは司法試験受験生向けで行政書士試験にはオーバースペック気味ではありますが、行政法に限って言えば判例も充実していて使えるテキストだったと思います。
私の場合行政法は学生時代から好きな科目だったので、そうでない方にはもしかしたら少し重いかもしれません。

《過去問》
市販問題集は使わず行政書士合格道場さんにお世話になりました。(結局最後まで無料会員のままでした。)
こちらは無料会員もかなり充実していて問題ごとの難易度も記載されているのでかなり使えます。
6割で合格できるのだから、とにかく難易度3以下の問題を完璧に答えられるようにしました。
逆に難易度4以上の問題はほぼ無視しました。

最終的には、試験直前にはまず間違いなく合格できるという確信を持てるレベルになりました。


ここからは半分ぼやきですが、絶対に落ちたくないというプレッシャーから前日緊張で寝付けず寝不足、しかもかなりの頭痛がする最悪のコンディションで受験することになりました。
単純なマークミスを3つ、記述でも民法で初歩的なミスをやらかし、試験直後絶対落ちたと思って半泣き状態で電車に乗り、放心状態で降りる駅まで間違えて、2時間かけて歩いて家に帰りました。
結果的には190点で何とか合格といったところでした。
体調管理にはお気を付けください。

《これから受験される方へ》
あまり偉そうなことを言える立場ではありませんので一つだけ書いておきます。
4割間違えても合格できる試験ですから、あまり長く1つの論点にとどまるのはよくありません。
かといって、苦手な場所から逃げる癖がつくのもダメですから、あらかじめ決めた時間(例えば15分)考えてもわからなければスパッと見切って次へ行く等のルールを決めておくのがいいかと思います。
法律の勉強は何度も繰り返すうちに理解が浸透していくので次に見た時は理解できる時も少なくないからです。
ほとんどの方は仕事等の合間の時間に勉強されると思いますので、効率的な勉強を心がけていただくのがいいかと思います。

ajaba先生のサイト:パイラップ行政書士事務所