行政書士試験 1肢制覇 ~会社法編~

中の人たちのつぶやき

会社法で定められた閲覧・謄写の要件まとめ


にこ
にこ

にこです。

会社法では、
株主や会社の債権者親会社の社員に
いくつかの閲覧や謄写を請求する権利
認められています。

ということで今回は、
株主、債権者、親会社の社員が、

①株主名簿
②株主総会の議事録
③取締役会の議事録
④会計帳簿
⑤計算書類等
⑥定款


についてどんな行使要件があるか
一緒に学習しましょう。



株主名簿

①【株主名簿】会社法125条


★株主★
請求の理由を明らかにする
営業時間内はいつでも、株主名簿の閲覧または謄写の請求ができます。

★債権者★
請求の理由を明らかにする
営業時間内はいつでも、株主名簿の閲覧または謄写の請求ができます。

★親会社の社員★
請求の理由を明らかにする
「その権利を行使するため必要があるとき」であって、
裁判所の許可を得て
株主名簿の閲覧または謄写の請求ができます。


株主総会の議事録

②【株主総会の議事録】会社法318条


★株主★
営業時間内はいつでも
株主総会の議事録の閲覧または謄写の請求ができます。

★債権者★
営業時間内はいつでも
株主総会の議事録の閲覧または謄写の請求ができます。

★親会社の社員★
「その権利を行使するため必要があるとき」であって、
裁判所の許可を得て
株主総会の議事録の閲覧または謄写の請求ができます。


取締役会の議事録

③【取締役会の議事録】会社法371条


★株主★
取締役会設置会社の株主は、営業時間内はいつでも
取締役会の議事録の閲覧または謄写の請求ができます。

:キラリマーク:例外:キラリマーク:

監査役設置会社、
監査等委員会設置会社又は指名委員会等設置会社の株主は、
裁判所の許可を得て
取締役会の議事録の閲覧または謄写の請求ができます。

★債権者★
取締役会設置会社の債権者は、
「役員又は執行役の責任を追及するため必要があるとき」は、
裁判所の許可を得て
取締役会の議事録の閲覧または謄写の請求ができます。

★親会社の社員★
「その権利を行使するため必要があるとき」であって、
裁判所の許可を得て
取締役会の議事録の閲覧または謄写の請求ができます。


会計帳簿

④【会計帳簿】会社法433条


★株主★
請求の理由を明らかにする

総株主の議決権の100分の3以上の議決権を有する株主、
または発行済株式の100分の3以上の数の株式を有する株主
は、
株式会社の営業時間内はいつでも
会計帳簿の閲覧又は謄写の請求ができます。

★債権者★
会計帳簿の閲覧または謄写の請求権はありません

★親会社の社員★
請求の理由を明らかにする

「その権利を行使するため必要があるとき」であって、
裁判所の許可を得て
会計帳簿の閲覧または謄写の請求ができます。


計算書類等

⑤【計算書類等】会社法442条


★株主★
営業時間内はいつでも
計算書類等の閲覧または謄写の請求ができます。

★債権者★
営業時間内はいつでも
計算書類等の閲覧または謄写の請求ができます。

★親会社の社員★
「その権利を行使するため必要があるとき」であって、
裁判所の許可を得て
計算書類等の閲覧または謄写の請求ができます。


定款

⑥【定款】会社法31条


★株主★
株式会社成立後、営業時間内はいつでも
定款の閲覧または謄写の請求ができます。

★債権者★
株式会社成立後、営業時間内はいつでも
定款の閲覧または謄写の請求ができます。

★親会社の社員★
株式会社成立後、
「その権利を行使するため必要があるとき」であって、
裁判所の許可を得て
定款の閲覧または謄写の請求ができます。


にこ
にこ

いかがでしたでしょうか。
次回も1肢を制覇できるよう
一緒に学習していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。