認知主義<先行オーガナイザーとスキーマ理論>

こんにちは。こん…

ちょっと待って!

タイトルだけ見て引き返さないで!

ちゃんと分かるように書きますから!お願いします!ブラウザバックしないで(前もこんなこと書いたな)…

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改めまして、こんにちは。こんばんは。
one@一般知識のおじさんです。
いきなりとんでもない行動を取ろうとしましたね?
気持ちはわかります。おいおい、何を言い出すんだこいつは、と。

今回は心理学について書きたいと思います。
(実は私は大学では歴史とともに心理学を学んでいました)

ざっくり書きますが、人間がなにかを感じることを「認知」といいます。
これに関わる心理学のことを「認知心理学」と呼んでいます。

さて、私は高校生に国語を教えることがありますが、
そこでいつも伝えていることがあります。
背景知識を知る」ことです。

「ああ、こんな感じでものごとが進んでいくんじゃない?」という予想を、
先行オーガナイザー」といいます。

例えば
高級フランス料理を食べに行きました
(行きたいですね。ワインは飲めませんが)。

コースメニュー


  • 最初に前菜

  • 次に魚料理のポワソン
  • お口直しのソルベ
  • メイン料理の肉料理ヴィアンド
  • デセール(デザート)でお食事終了
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あらかじめ順番を知っておけば、ああ、あのことね、と理解が進みます。



仏教の○○は、キリスト教の▲▲と考え方は同じ…
日本の思想~~は、中国の✕✕の思想と考え方は同じ…

この民法の問題は、肢別問題集のこのパターンと同じ…

ほら!そういうことですよ。

基本を知っておけば、「先行オーガナイザー」が進み、話がわかるようになります。

ざっくりいうと、この「思い出す際に使う知識」を「スキーマ」と呼んでいます(IT用語のスキーマとは若干違います)。

最後にちょっと脱線しましょう。
以下の話は何のことをいっているか、わかりますか?

新聞の方が雑誌よりいい。
街中より海岸の方が場所としていい。
最初は歩くより走る方がいい。
何度もトライしなくてはならないだろう。
ちょっとしたコツがいるが、つかむのは易しい。
小さな子どもでも楽しめる。
一度成功すると面倒は少ない。
鳥が近づきすぎることはめったにない。
ただ、雨はすぐしみ込む。
多すぎる人がこれをいっせいにやると面倒がおきうる。
ひとつについてかなりのスペースがいる。
面倒がなければ、のどかなものである。
石はアンカーがわりに使える。
ゆるんでものがとれたりすると、それで終わりである。
(西林克彦「わかったつもり:読解力がつかない本当の原因」光文社新書、2006、p.45)


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これは「凧揚げ」です。
「凧揚げのスキーマ」が活性化することによって、知識の基盤を固めることができます。




考えるとちょっと楽しい、認知心理学の話でした。

次回は「ブランスフォードとジョンソンの実験」についてお話します。(ググらないでくださいね!)