H20-27-オ
Aが自己の所有する甲土地をBと通謀してBに売却(仮装売買)した場合、Bの一般債権者FがA・B間の仮装売買について善意のときは、Aは、Fに対して、Fの甲土地に対する差押えの前であっても、A・B間の売買の無効を対抗することができない。→×
【質問】
こんばんは、今日もお願いします。
こちらの、答が×に、なるのは、理解できます。
しかし、解説の理解に苦戦しております。
(注:解答部分の解説)青字部分になりますが、ここの、
(差し押さえていない一般債権者は)第三者に当たらないから、×というのが。よくわかりません。
第三者にあたるから、×です、と言われても
納得してしまいます。
要するに、第三者が、何かをよく理解できておりません。
大変申し訳ないですか、どなたか教えて下さい。
【回答者1】
差し押さえした一般債権者は
新たに法律関係者に入ったものではないからです。
【質問者】
回答者1様、
どうもありがとうございます。m(_ _)m
【回答者2】
こんばんは
私もなかなか定着しなかったのですが、
ここへきて過去問を解きながら
第三者かどうかを考えて解くようにしました。
そうすると解説は必ずと言ってよいほど
〇〇は第三者に当たらないから、
〇〇は第三者だからと解説に書かれています。
質問者様も過去問を解かれながら
第三者に当たるかどうかを考慮なさることをお勧め致します。
念の為、お節介ですが。
第三者にあたる例
① 譲受人
② 差押権者
③ 賃借人
④ 共有者
⑤ 背信的悪意者からの転得者
⑥強制執行における買受人
「第三者」にあたらない例
① 無権利者
② 不法行為者・不法占拠者
③ 背信的悪意者
④ 所有権が輾転移転した場合の前主
⑤差押えていない債権者
回答者1様の回答は
「差し押さえた」を「差押えていない」に読み替えて下さい。
弘法も筆の誤りです。
【質問者】
ありがとうございます、
こんなにきれいに纏まるものなのですね。m(_ _)m
【回答者1】
すみません、慌ててました…申し訳ないです。
【回答者2】
大活躍の回答者1さま
皆様、頼りにしていますよ。
いつもありがとうございます。
【質問者】
すいません、それすら気づきませんでした。
【回答者1】
例は覚える必要はないと思います。
私は、その契約の話の中に入って来れる人かどうかが
第三者だと認識しています。
暫くは背信的悪意者は第三者ではないとわかっていませんでした。
よく考えると無権利者ですからね。
偉そうに聞こえたらごめんなさい。
私、わかっていないことが有りすぎて焦ってますが、
一つずつ解決をしていこうと思ってます。
【質問者】
いや、ありがたきリプライです。
背信的な連中は第三者ではないんですね。
理解できてきました。感謝です。