「彼を知り 」..

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こんにちは。こんばんわ。
One@一般知識のおじさん(もう諦めた)です。


私の高校時代、
三国志が大好きな友人がいました。

彼は漢文が大得意で、
世界史も中国史に関してはほぼ完璧。

大学は中国地方
(これは関係がないと思いますが)の
文学部中国文学コースに通い、
北京に二年留学し、
就職して中国出張を経験し、
タイ語をマスターして
今はタイ支社の支店長をやっています
(ちなみに奥さんはタイ人の方で、
非常に美人で羨ましいです)。

彼の影響というか、私も漢文は好きで、
好きな順序で言えば
現代文>漢文>古文の順番でした
(文学部史学科なのに)


さて、ここからが本題です。

兵法家・孫子の書いた兵法書『孫子』第三編は、


故日、知彼知己者、百戦不殆、不知彼而知己、
一勝一負、不知彼不知己、毎戦必殆


のフレーズで終わります。

「故に曰く、彼を知り己を知れば百戦殆からず、
敵を知らず己を知れば一勝一敗し、
敵を知らず己を知らざれば毎戦必ず殆うし」

と書き下します。

「殆」は「危ない」という意味で、
「彼」とはこの場合「敵」のこと
です。

孫子はこう説きます。

・敵を知り、自分も知る 百回の戦闘で危なくなることはない…

・敵を知らず、自分を知っている 一勝一敗である…
・敵を知らず、自分も知らない
必ず危なくなる...

行政書士試験において、敵、
つまり出されてくる問題の傾向を知らないということは
あまりないでしょう。

佐藤先生の動画や肢別問題集などで、
どのようなタイプの問題が出題されるか、
どのような聞かれ方をするか、
何が出ているかは過去問を分析すればある程度は予測がつきます。


問題は「自分の苦手な分野」です。

私は市販模試・公開模試を合計で25回受けたのですが、
その中で今ひとつ苦手がはっきりしていませんでした。

そこで、自分の苦手分野をあぶり出すために、
一日ほど時間をかけてあることを行ってみたのです。
それは、とりあえず自分が取らないといけない行政法の分野の
出題分野・得点状況をあぶり出すことでした。

これは私が模試を解いたときに、
自分の行政法の出題範囲
(模試の解答解説で一番上に書いてあるものです。
「執行停止」とか「抗告訴訟」とかいうやつです)

間違っているものを塗りつぶし、得点率を出したもの
です。

行政法には13点の壁(LECの横溝先生命名、
ここを超えると点数が伸びていく行政法の点数の壁のこと)があり、
ここを超えないと未来はない、と思ったのです。

自分は「行政行為」、いわゆる行政法の最初 の三問が
苦手だと思っていたのですが、
蓋を開けてみると「行政事件訴訟法」が
一番正答率が低かったのです。(なんと6割を切る)

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これは、マズイ…💦

そこでまずは「行政事件 訴訟法」を徹底的 に洗い直し、
自分に問いかけるようにして問題をやり直し、
最終的には行政法で17/19を取ることができました。

自分の弱点を知ること。
偏差値を60から70に上げるのは至難の業ですが、
30から40に上げるのはそこまで厳しくはありません。

気づいていない弱点を見つけ、ひとつひとつ潰していくこと。
これが個人的にはこの試験に合格できるひとつの道であると思います。

参考になれば幸甚です。