求償権がない?

【参考】肢別20:P644⑩


H29-32-3
ABがCに対して200万円の連帯債務(負担部分は平等)を負っている場合において、10年が経過し、BがCに債務の承認をした後、AがCに消滅時効を援用した場合、Aは、100万円について債務を免れる。→×


【質問】
こちら、BがAに対して求償権がないということでしょうか?
求償できれば答えが変わると思いますが、

どなたか回答お願いします


【回答者1】

1人(A)の消滅時効の完成が完成しても、他の連帯債務者(B)には
影響が無いので(445条)消滅時効完成後もBはAに対して求償出来ます。
消滅時効の完成といっても、
Aは債権者Cに対して履行する義務が無くなるだけで、
Bからの求償を拒む権利は無いからです。 


【質問者】

回答していただきありがとうございます。
しかし、答えは、債務を免れる、とあります。
それで少し混乱しております。


【回答者2】

債権者に対してオカネを払わなくてもいいだけで、
払ってくれた人にはお金を返さないといけません。
連帯債務とはそういうものです。

AさんとBさんが一緒にごはんを食べにいきました。
Aさんは財布を会社に忘れたのでBさんに
「僕の分もいったん払っておいてください」といいました。
確かにお店にはまとめてBさんがお金を払いましたが、
おごったとは一言も言っていないわけで、あとからAさんは
自分の食べた分はBさんに払わないといけません。

ついでにいうと、事前の求償ができない理由もこれでカタがつきます。
ぼくとAさんが一緒に中華料理を食べにいきました。
割り勘にしよう、という約束で行きました。
食べる前に「じゃあ一万円くれ」とAさんは僕には言えないわけです。
ひょっとしたらAさんは1000円分しか食べないかもしれないですから。


【質問者】

回答していただきありがとうございます。
わかりました。なんとなく間違いそうで、ついきいてしまいました。
助かりました


【回答者1】

例えがわかりやすいですね。ありがとうございます。