裁決の取消しの訴え

H29-18-4
「裁決の取消しの訴え」については、審査請求に対する裁決のみが対象とされており、再調査の請求に対する決定は、「処分の取消しの訴え」の対象とされている。→ ✕


【質問】
すみません、どなたかご教示いだだけたら幸いです。
平成29年問18肢4ですが、「裁決の取消しの訴え」については、審査請求に対する裁決のみが対象とされており、再調査の請求に対する決定は、「処分の取消しの訴え」の対象とされている。
答えは✕なのですが、解説が無くて理解(頭の整理)に困っています。
どなたか、宜しくお願い致します。


【回答】
初めまして。
行審法の「審査請求」「裁決」「調査」,
行訴法の「取消訴訟」について定義と要件をご確認ください。
具体的に,再調査の手続ってどんな事案のイメージを頭に描いてますか?

裁決の取消しの訴えとは,審査請求その他の不服申立てに対する行政庁の裁決,決定その他の行為の取消しを求める訴訟であり(行政事件訴訟法3条3項),行政不服審査法における裁決に限られず,他の法令で定める不服申立てに対する行政庁の義務的な応答行為も裁決の取消しの訴えの対象となる。

行政事件訴訟法の「裁決」には,審査請求の裁決だけでなく,再調査の請求の決定も含まれます。


 【参考】行政事件訴訟法3条3項
3 この法律において「裁決の取消しの訴え」とは,審査請求その他の不服申立て(以下単に「審査請求」という。)に対する行政庁の裁決,決定その他の行為(以下単に「裁決」という。)の取消しを求める訴訟をいう。