報道の自由

H16-5-2
報道の自由は、憲法第21条の精神に照らし、充分尊重に値する。 → ✕

H25-7-1
報道機関の取材の自由は憲法21条1項の規定の保障の下にあることはいうまでもないが、この自由は他の国民一般にも平等に保障されるものであり、司法記者クラブ所属の報道機関の記者に対してのみ法定内でのメモ採取を許可することが許されるかは、それが表現の自由に関わることに鑑みても、法の下の平等との関係で慎重な審査を必要とする。 → ✕


【質問】
すいません、どのように分別すればいいか、教えて下さい。
同じ憲法21条についてですが、片方は、十分に尊重に値する で、もう片方はそれが間違いとなります。
どのように分けて考えればいいですか?
教えて下さい。m(_ _)m


【回答1】
丸暗記しましょう。
判例なので。
よく読んでください。同じではありません。
片方は報道の自由で、片方は報道のための取材の自由です。

H16-5-2
報道の自由→保障に値する(人権として保障する)

H25-7-1
報道のための取材の自由→十分尊重に値する(そこまではしない)


【回答2】
国民の表現の自由に関わる権利にどれくらい関係があるかによって、グラデーションがあるのです。

報道→報道者が伝えることそのものであり、国民はこれがないと知ることができない:関係が強い=1番強く保護される=《保障される》

取材→国民にこの内容が直接伝わるわけではないが、これがないと取材ができない:報道よりも関係性が一歩弱い=報道よりも一歩保護も弱い=《充分尊重に値する》

メモ(筆記行為)→取材のためのものであっても、基本的に個人的なもの。国民に影響薄い=保護もより薄い=《尊重される》