アイデアのヒント① オズボーンのチェックリスト

にこです(前回の記事)。
アイデアを出す力は、ビジネスチャンス等において
非常に大切な力といえますが、そう簡単にアイデアが浮かばないのが現実です。
そんなとき、アイデアの切り口として【オズボーンのチェックリスト】を利用してみることをお勧めします。

ということで、今回は【オズボーンのチェックリスト】の内容や
アイデア出しの実例についてお伝えします。

「オズボーンのチェックリスト」とは、
アレックス・F・オズボーン氏によるアイデア発想法です。

以下の9つのチェックリスト
(転用・応用・変更・拡大・縮小・代用・置換・逆転・結合)
の問いかけによりアイデアを発想していくやり方で、ビジネスなどでアイデアを検討する際に、多角的な視点からアイデアを生み出すことやアイデアを深めることができます。


それでは9つの内容、実例を見ていきましょう。



1.転用

★他に使い道はないか?
★新しい用途はないか?
★改善・改良して使い道は?


*転用実例
●これまで捨てていた不良品を[訳アリ商品]として商品化
●日本酒製造で生まれた酒粕を食品としてではなく化粧品・美容アイテムとして販売



2.応用

★他からアイデアを借りられないか?
★マネできないか?
★お手本にできるものはないか?


*応用実例 
●お茶などのドリンクで流行している「トクホ」をコーラに応用したキリンの”メッツコーラ”



3.変更

★色・形・動作・匂い・意味・音・様式・順序・頻度を変えてみたらどうか?


*変更実例 
●消しゴムに匂いを付けてみる→昭和時代の「匂い付き消しゴム」の大ヒット
●紅茶から色をなくしてみる→透明な紅茶飲料「プレミアムモーニングティ」を販売



4.拡大

★大きくしてみたらどうか?
★厚くしてみたらどうか?
★加えたらどうか?
★多くしたらどうか?
★拡張したらどうか?


*拡大実例 
●ポテトチップスのパーケージの大型化→ファミリーパックとして定番商品として定着
●1日のみのフリーパスポートを年間に拡大したテーマパーク



5.縮小

★小さくしてみたらどうか?
★薄くしてみたらどうか?
★減らしたらどうか?
★少なくしたらどうか?
★圧縮、低く、短く、軽くできないか?


*縮小実例
●機能を削ぎ落とした携帯電話→シニア向け、キッズ向け携帯の定着
●包装・デザインをシンプルに→「無印良品」の定番ブランド化



6.代用

★他のものでは代用できないか?
★他の人にさせたらどうか?
★他の場所ではどうか?


*代用実例 
●小麦原料を「米粉」で代用→アレルギー用のピザやパンの販売
●火の代わりに「熱」を使用→加熱型タバコ(iQOS)の誕生



7.置換

★順序、配列、配置、レイアウト、組み合わせを入れ替えてみたらどうか?


*置換実例
●後払いシステムを「先払い食券型」に置き換え→人件費コストを削減



8.逆転

★上下や左右を逆にしてみたらどうか?
★逆の考え方、役割転換はできないか?


*逆転実例
●ボールペンは「消せないもの」→「消せるボールペン」のヒット
●ラー油は「かけるもの」→「食べるラー油」を開発
●「動物園は明るい昼に見るもの」を逆転したナイトサファリ



9.結合

★組み合わせてみたらどうか?
★合体できないか?
★混ぜられないか?
★他のアイデアと合わせたらどうなるか?


*結合実例
●鉛筆の後ろに消しゴムを合体→「消しゴム付き鉛筆」は150年以上続く定番製品に





オズボーンのチェックリストを使うことで、様々な角度からのアイデアを創出することができます。

アイデアは全く新しいものでなくてもよいのです。
既存のアイデアや製品を、切り口を変えたり見方を変える、といったアレンジを加えることで、斬新で新しいものとする方法となっています。

また、現状を打破できる何かを見つけられる可能性もあり、新規事業の立ち上げや困りごとの問題解決など、どんな分野でも使えますので是非活用してみてください。